2015年01月27日

花粉症 対策 にはまず花粉症とは何かを知ろう その2

IgEとい抗体が一定レベルまで肥満細胞に結合した時を
感作が成立したと言います。

これは、つまり、花粉症が発症の準備が整ったこと
を意味するのです。

「 突然として花粉症になった・・・」とぼやく人が
いますが、本当のところは、
それまで体内では発症のための準備が着々と進んでいたということなのです。

花粉の付着など外部からの刺激により
ヒスタミンが細胞から放出し、
鼻などの不快な症状を起こすのです。

ヒスタミンは脳(中枢神経)で
覚醒作用、学習機能、記憶や食欲の調節、
体温調節、ストレスの制御

などの作用に深く関わっています。

ヒスタミンは 受容体(細胞表面にあるたんぱく質)と
結合して機能します。

このヒスタミン受容体は4種類で
花粉症の症状、炎症、アレルギー反応に関係するのは
H1受容体です。

脳での働きもH1受容体が関与しています。

ということで、ヒスタミンは
脳内では有益に働き、鼻などでは有害な働きをするのです。

そこで、このH1受容体に、
抗ヒスタミン薬を結合させれば、花粉症の不快な症状
は避けられるということのなります。


花粉症 対策 にはまず花粉症とは何かを知ろう その3
さてさて、この抗ヒスタミン薬が脳に入ったらどうなる?
のでしょう?

栄養素など必要なものは、血液から脳へ送り込まれます。

薬物など脳に障害を及ぼすおそれのあるものを
排除する血液脳関門と呼ばれる機構があります。

第一世代品の市販品に多く使われる
抗ヒスタミン薬の多くは、血液脳関門を潜り抜け
脳に入ってくるようです。

抗ヒスタミン薬が脳に入れば
集中力、判断力、作業能力が低下してしまいます。

典型的な第一世代抗ヒスタミン薬は、
クロルフェニラミンです。

このクロルフェニラミンはたったの2mgで
ウイスキーシングル3杯に匹敵すると言われています。

数日から2週間程度服用して充分な効果が出てくる
第二世代抗ヒスタミン薬(これを抗アレルギー薬と呼ぶことが多い)や
ケミカルメディエーター遊離抑制薬については、
医師の処方箋が必要となります。
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2011年02月25日

花粉症 薬 その2

本来はアルゲン(異物)では無い自己ですが、
免疫を担当する細胞であるT細胞から見て、

非自己に見える細胞を攻撃しないようにする
仕組みが免疫寛容ですが、これを免疫療法と呼びます。

悲しいかな、花粉症の確実な根治療法は
まだ確立されていません。

そんな中で、このアレルゲン免疫療法(減感作療法)が
もっとも根治療法に近い療法のようです。

アレルゲン免疫療法は薬物療法とは異なり、
治療終了後もアレルギー防止効果が持続する点に
特徴があります。

患者によっては、数〜十数年後に
同一または異なる花粉に再感作する可能性は残ります。

一方、現在承認されている治療方法では
毎週〜月1回程度の通院治療が必要であり、

完全な効果を得るまでには、
数年程度継続する必要があるという療法です。

舌下減感作療法は在宅治療が期待されますが
日本においてはアレルゲンワクチン錠は未承認なのです。
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